CentOS6.5/64bit でDelegateのコンパイル

comp

汎用プロキシのDelegateという日本製ソフトがあるのだが、

http://www.delegate.org/delegate/

これのマニュアルはmewとならんで不案内である事に定評があるんだが、それはさておき、CentOS6.5/64bitにインストールしてみました。

C++のコンパイラが必要とはマニュアルに一言も書いてないのだが、入れないとコンパイルできません。あと(今回私は) ssl関係を使うのでopenssl-develを入れます。

yum install gcc make gcc-c++ openssl-devel

ソースのダウンロードと解凍。

wget http://www.delegate.org/anonftp/DeleGate/delegate9.9.7.tar.gz
tar xvf delegate9.9.7.tar.gz
cd delegate9.9.7/

コンパイルします。途中でメールアドレスを聞いてきますが、動作障害が発生するとここに通知されてきますので、正しくいれましょう。

make
> Enter your E-mail address [admin@centos65]: admin@example.com

make install相当の機能はありません。cpでインストールです。

cp -p src/delegated /usr/local/sbin/

スタートアップスクリプト

ほとんどのLinux のdaemonは/etc/rc.d/init.d/XX のスクリプトで自動起動です。delegateにはそんな便利な物はありませんので、/etc/rc.localに記述します。

ファイル /etc/rc.localに加筆です。



if [ -f  /usr/local/sbin/delegated ]; then

         /usr/local/sbin/delegated (引数は環境に併せてマニュアル参照)

fi

daemonを手作業で停止させる時は(ちょっと乱暴ですが)次の方法でできます。

kill `pgrep delegate`